グラフ
新装なった日本赤十字社医療センター
八木 保
,
本誌編集室
pp.114-119
発行日 1977年2月1日
Published Date 1977/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922613
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日本赤十字社医療センター(足達さだ子看護部長)の前身の日本赤十字社中央病院が創設されたのは1886(明治19)年のこと.1922(大正11)年に創設された日本赤十字社産院と中央病院が1972年に合併して 全国赤十字病院の基幹病院として医療センターが発足してから満4年になる.合併と同時に 敷地の半分を売却し 約150億円かけて新病院の建設が進行していたが 昨年5月に落成式が行われて始動し 新年を迎えてようやくフル回転し始めた.
寒風の吹き抜ける老朽化した病棟の廊下を 自転車に乗った白衣が駆ける‘日赤名物の’風景はもう見られない.しかし古い歴史と伝統の1ページとして そのイメージはいつまでも語り継がれていくに違いない.古き良き時代よ グッドバイである.
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