特集 ケアマネジャーとしての看護婦
【てい談】時代が求めるケアマネジメント—新たな領域へのチャレンジを
岡本 祐三
1
,
中西 睦子
2
,
嶋森 好子
3
1阪南病院中央病院内科
2広島大学医学部保健学科
3東京都済生会向島病院看護部
pp.132-139
発行日 1996年2月1日
Published Date 1996/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905011
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中西 このてい談は、ケアマネジメントという役割達成能力を将来ナースが持ち,駆使できていくだろうか,またそういういまの時代に見合った新しい役割を担っていくことは,ナースがより良いケアを提供するための発言力を身につけていくことにもつながるのではないか,といった問題認識を背景に企画されたと理解しています.
岡本先生は,保健・医療・福祉の未来システムについて,多くの提言をなさってこられましたし,厚生省の高齢者介護・自立支援システム研究会のメンバーでもあって,いま大きく変わりつつあるケアのしくみについて造詣深くていらっしゃいますので,まずこの問題の背景にある時代的な流れについてお話しいただきたいと思います.
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