特集 看護新時代
【てい談】新たな時代の看護の機能と質を展望する
岡谷 恵子
1
,
野村 陽子
2
,
山内 豊明
3
1日本看護協会看護教育・研究センター
2厚生省保険医療局
3大分県立看護科学大学
pp.306-313
発行日 1999年4月1日
Published Date 1999/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902666
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山内(司会) 看護が医療におけるプロフェッションの一つとして認知されて久しいですが,時代とともに看護職に期待されることや,その占める位置は変わりつつあります.特に最近では,介護福祉士やソーシャルワーカの活躍の場が広がる中で,看護職はいかにidentityを大事にしていくかを常に問われていると思います.
中でも重要なことは,まず第1に何をするかという役割の問題,すなわち看護の質や機能といったものがどうあったらよいかということ.また看護の質を含めた量や業務の内容をいかに評価するかということ,診療報酬などはこういった評価の一つの現れであるともいえます.
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