建築と設備・66
[てい談]病院内のコミュニケーション
嶋﨑 佐智子
1
,
池川 豊躬
2
,
長澤 泰
3
Sachiko SHIMAZAKI
1
,
Toyomi IKEGAWA
2
,
Yasushi NAGASAWA
3
1日本看護協会
2(株)ケアコム
3東京大学工学部建築学科
pp.875-882
発行日 1991年10月1日
Published Date 1991/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903705
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看護の方法によっても異なる情報の得方や共有の仕方
長澤 病院のアメニティということがだいぶ言われています.病院には患者さんをはじめ,お医者さん,看護婦さん,コメディカルの方,事務や給食関係の方など,いろんな方がいます.そういう方々のコミュニケーションを図ることもアメニティを高めるひとつの重要な要素ではないかと思います.
病院の建物をつくるとか設備を入れるといった場合も,最終的な目的,何のためにこういう建物にするのか,何のためにこういう設備を入れるのかといったことをはっきりとさせておく必要があります.きょうはその辺の根本的な問題をコミュニケーションというテーマを通して考えてみたいと思います.
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