特集 看護のレベルアップと看護補助者導入と—横浜総合病院の取り組み
看護補助者に積極的に対応することで看護レベルを高める—看護補助者加算はなくとも看護サービス向上のために
桃田 寿津代
1
1緑成会横浜総合病院
pp.922-925
発行日 1995年10月1日
Published Date 1995/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904906
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医学・医療の進歩,疾病構造の変化,医療供給体制の整備,所得水準・生活水準の向上,消費者マインドの高まりなどに伴い,医療や看護に対する社会的ニーズは,増大するとともに多様化・高度化してきている.看護職には,高度先進医療を支えることが求められると同時に,患者の療養生活の質を高めねばならないという二重の要請がある.
そこで,当横浜総合病院では,与えられた資源を最大限に活用し,専門的かつ良質の看護ケアを安定的・効率的に提供できるように,看護補助者を積極的に導入し,業務改善に取り組んでいる.いまだその過程ではあるが,今回はこれまでの経過と今後の展望についてまとめることにする.
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