特集 看護のレベルアップと看護補助者導入と—横浜総合病院の取り組み
看護補助者業務内容とその運営・教育の実際
迫田 愛子
1,2
,
土田 美恵子
3
,
佐藤 和江
4
,
児玉 寿美子
5
1横浜総合病院看護部
2横浜総合病院外科病棟
3横浜総合病院整形外科病棟
4横浜総合病院脳外科病棟
5横浜総合病院産婦人科病棟
pp.926-932
発行日 1995年10月1日
Published Date 1995/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904907
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はじめに
看護補助者の業務内容については,平成6年10月の診療報酬改定による『新看護体系』のなかで,「看護婦長及び看護職員の指導の下に,原則として療養上の世話のほか,病室内の環境整備,ベッドメーキング,看護用品及び消耗品の整理整頓等の業務を行う」と定義づけられている.当横浜総合病院においても,これに基づき看護補助者業務を規定し,運営しているが,看護補助者を1つの看護体制に組み込むにあたって苦慮する点も少なくない.本稿では,当院での看護補助者の業務・教育および看護体制の実際を示し,看護チームにおける看護補助者の位置づけについて再考を試みたい.
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