特集 がん患者への継続看護—病棟から外来,在宅への流れ
がん患者への継続看護が契機となった外来プライマリナーシングへの移行—日本赤十字社医療センター外科外来の取り組み
原 幸枝
1
,
武田 美登理
1
1日本赤十字社医療センター外科外来
pp.648-651
発行日 1995年7月1日
Published Date 1995/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904847
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外科外来の概略
当外科スタッフは看護婦5名,看護助手2名で構成している.
診察室は3室,処置室1室と点滴用ベッド6台がある.午前・午後の曜日別に医師17名で診察している.患者数は1日平均230名,そのうちがん患者数は約70%を占める.具体的な看護婦の配置と行動は各診察室に看護婦1名(必要時看護助手1名)で診察介助・看護業務にあたる.医師によっては包交・処置の多い外来にはもう1人看護婦が補佐する.全体的に常時,緊急処置や入院になるケースが多く,多忙な業務をこなしているのが現実である.
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