グラフ
「病院は癒しの場」を前提に—川口市立医療センター—看護婦の意向を反映した病院作り
本誌
pp.545-549
発行日 1995年6月1日
Published Date 1995/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904827
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川口市立医療センターは,地域の基幹病院として,それまでの川口市民病院から移転新築,1994年5月に開院した病床数535床,看護職員370名の病院である.救命救急センター,周産期センターを併設し,マイクロトロン(最新放射線がん治療装置)などの高度・特殊医療設備も配備している.
川口市の中央に位置する医療センターには,1日約1400名が来院するが,その7割が市民.近隣の浦和,蕨,鳩ヶ谷,草加の各市からの来院者もある.患者は,玄関や外来待合室に設置されている自動再来受付機を利用しスピーディに診療を受けられ,診療科と多部門を結ぶ自動搬送システムなどのコンピュータシステム導入で,待ち時間は極力少なくなった.
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