特別記事
これからの少子・高齢社会を支えるために
田村 やよひ
1
,
川村 佐和子
2
,
林 千冬
3
,
足立 紀子
4
1厚生省健康政策局看護課
2東京医科歯科大学医学部保健衛生学科看護学
3東京大学医学部保健社会学教室
4東京都世田谷区保健課
pp.360-371
発行日 1995年4月1日
Published Date 1995/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904785
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国民の誰もが近未来に遭遇する少子・高齢社会を安心して迎えられることができ,看護・介護の問題が幅広く国民に理解されるようにと,看護サービスの拡充,高度医療に対応する看護職員の資質の向上,また看護職員の確保と魅力ある看護教育のあり方などを検討してきた,厚生省「少子・高齢社会看護問題検討会」は,昨年12月16日に報告書を提出.看護婦がリーダー的存在となるべく看護・介護開題についての基礎作りや,懸案であった准看護婦問題に関する指針が示された.
弊誌では,報告書の全文を掲載するとともに,主催である厚生省からの経過報告をはじめ,これからの看護基礎教育,准看護婦問題,訪問看護について,検討会にかかわった4人の方に,それぞれの立場から報告書に関するコメントを頂戴したので掲載する.
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