特集 看護学生を迎える病棟の若い友へ
学生は「桃」なのだから—臨床現場の立場から
蝦名 美智子
1
,
角田 直枝
2
,
土田 美智子
3
1三重大学医療技術短期大学部看護学科
2筑波メディカルセンター病院
3つくば看護専門学校
pp.22-27
発行日 1995年1月1日
Published Date 1995/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904717
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今回の私たちの役割は,日下先生のメッセージにプロモートされて,臨床の立場から学生実習に関する私見を述べることである.現在私(蝦名)自身は教育者の立場にあり,話がややこしい感もないではないが,過去8年間病棟婦長であった時のことや,T病院の教育粗当として花○まる会を運営した2年間の活動から若干の意見を述べることとする.
この「花○会」とは,私がT病院で教育担当していた時の臨床指導に関する会議の名称である.意味は,学生全員に花まるをあげられるような実習をさせるには,どうしたらよいかを検討するための会ということである.メンバーは,各病棟の臨床実習指導者と看護専門学校の教師であり,必要時に婦長や係長の参加を要請している.
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