連載 [リレーレポート]いきいき看護研究・4
—神奈川県総合リハビリテーションセンター七沢リハビリテーション病院脳血管センター—身近なところに看護研究のテーマが
永澤 直美
1
1神奈川県総合リハビリテーションセンター
pp.66-69
発行日 1994年1月1日
Published Date 1994/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904449
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はじめに
看護の臨床現場にある者にとって,看護研究とはどのような意味を持つものであろうか.また何のために研究に取り組むのであろうか.これまでに数多くの研究が繰り返されているが,その量に比べて,質的なことが問われてもいる.にもかかわらず,臨床サイドからは,はかりしれないエネルギーを費やした報告がされ続けている.
スタッフの時代から,看護管理を担当するようになった今に至るまで,少なからず看護研究に携わってきているが,今回,改めて看護研究を見直すと共に,施設の持つ専門性や,看護婦の資質や看護観,問題意識,また,設置主体としてのニーズ等を確認する意味でよい機会を得たので,当院の研究への取り組みを報告してみたい.
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