グラフ
リハビリテーションのために生まれた総合施設—神奈川県総合リハビリテーションセンター 七沢障害・交通リハビリテーション病院
pp.14-20
発行日 1974年5月1日
Published Date 1974/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205338
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昭和41年,ようやく老人医療が注目されはじめたころ,神奈川県は,厚木市の郊外,丹沢山地のふもとに七沢老人リハビリテーション病院と特別養護老人ホームとを完成させた.今度は,これら既存の2つの施設とあわせ,心身障害・交通障害・労働災害などを含めた医療施設を6年がかりで整備,文字どおり神奈川県総合リハビリテーションセンターへと発展させてきた.
ここは,2つの病院と7つの施設,1つの研究部(神奈川県総合リハビリテーション研究部),1つの学校(厚木高等看護学院)をもち,社会復帰を目標としたリハビリテーションのためのメッカとして,わが国最大の規模を誇るものとなった.昨年8月に開院した七沢障害・交通リハビリテーション病院を主軸に,神奈川県の目ざす医療体制の一環をかいまみることにしよう.
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