連載 [インタビュー]第一線に飛び出した修士ナースたち・10
スタッフには自分のことを癌看護のクリニカルナーススペシャリストと売り込んでいます.患者さんに対しては……
藤尾 まゆみ
1
,
井部 俊子
1北里大学病院CNS・外科病棟
pp.925-927
発行日 1993年10月1日
Published Date 1993/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904374
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患者さんの気持ちを反映できなかった
井部 北里大学の病院に勤められてから,大学院に進もうとした動機を教えていただけますか.
藤尾 大学を出て,病院に入職した時は整形外科でしたが,3年目に希望して外科病棟に移りました.外科病棟で癌の患者さんと接するうちに,自分には患者さんに提供するものが何もないなと気づき,落ち込んでいました.ちょうどそんな時に,大学院ができまして,その中に癌看護学講座があると知り,もう少し癌看護というものを深めたいと思い修士課程へ進みました.
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