特集 女性看護師の皆さんへ—ケアする男の物語
【座談会】男が看護する意味—「名称統一後」の男性看護職の行方
矢原 隆行
1
,
床島 正志
2
,
北林 司
3
,
仲本 勉
4
,
山田 正己
5
1福山市立女子短期大学
2佐賀医科大学大学院医学系研究科
3群馬パース学園短期大学
4沖縄県立南部病院
5名古屋大学医学部附属病院
pp.998-1005
発行日 2002年11月1日
Published Date 2002/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904068
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矢原 今日お集りいただいた方々は,男性看護職として長年勤めた経験をお持ちの方から私のように臨床経験のまったくない研究者まで,さまざまな立場から男性看護職,あるいは看護に関心を持たれています.まずは自己紹介をかねて,皆さんの立場と関心を聞かせてください.
北林 群馬パース学園短期大学講師の北林と申します.学生のときから「男性は卒業したら精神科に勤める」ということが暗黙のうちに決められているような時代でしたが,はじめに精神科病棟で1年半ぐらい勤務した後は,手術室勤務となり,退職する8年ぐらい前から看護師長を務めました.
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