特集 —新世紀前夜—いまこそ21世紀の看護を語ろう
【私にとっての看護の3大課題】
1.リスクマネジメント 2.ケアの質の評価 3.看護制度(准看問題を含む)
高嶋 妙子
1
1聖隷浜松病院
キーワード:
21世紀の看護
,
開放的組織風土づくり
Keyword:
21世紀の看護
,
開放的組織風土づくり
pp.1109
発行日 2000年12月1日
Published Date 2000/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661903625
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なぜ重要なのか
順位はつけたものの,すべて1(リスクマネジメント)に関連してのことである.先々を予想したり,理想を描いたりできる性分ではなく,目前のことにのみ振り回されて看護管理を実践してきた立場からの発言である.
何はともあれ,頻発している医療事故についての取り組みは最優先されなければならない.理由については,医療・看護の責務とか国民の信頼を得るとかの大義名分を掲げることもできよう.しかしそれらを横においても,一国民の立場から,自分のこととして,「安全確保」への万全の取り組みは切実な課題である.
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