巻頭インタビュー ケアする人々・13
“地域の危機”を専門職ボランティアが支える―専門職チームで支援する「世田谷モデル」の提案
横山 康博
1
1せたがや災害ボランティアセンター
pp.747-752
発行日 2012年9月15日
Published Date 2012/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102290
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世田谷ボランティア協会では、東日本大震災直後から、医療や介護などの専門職を中心にボランティア派遣を続けている。そのキーマンとなった弁護士の横山さんは、大震災のまさにその日、仕事で福島にいた。災害と原発事故によって分断された「地域」の危機的状況を目の当たりにした横山さんが東京に戻ると、「せたがや災害ボランティアセンター」はすぐ動き出した。被災地への専門職派遣の意義と、常設の災害ボランティアセンターを地域にもつ意味を、首都圏直下型地震など次なる災害も視野にうかがった。
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