連載 心をつなぐ虹の橋・12[最終回]
高齢化社会をしなやかに生きる
芹沢 茂登子
1
1ダイヤルサービス(株)
pp.280-281
発行日 1991年3月1日
Published Date 1991/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900353
- 有料閲覧
- 文献概要
この連載を担当させていただくようになって早くも1年がたち,今回でお別れとなりました.長い間おつきあいくださった皆様に心から御礼申し上げます.
この仕事がご縁で,毎号,『看護学雑誌』を読ませていただきましたが,私はいつも第1ページの「われらカンゴ族」を見るのを楽しみにしていました.とりわけ母と娘の写真は,感概深いものがあります.母親よりはるかに背丈も高く,若さに満ち溢れた娘さん,「看護という素晴らしい仕事を娘と2人でできるなんて,本当に幸せだと思います」と語るお母さん.今,そう言えるお母さんには,子育てと仕事の両立に悩んだ時期もあったことでしょう.幾つものハードルを乗り越えて,今,娘と共に同じ看護婦という仕事についているという喜びが誌面から重みを持って伝わってくるのです.
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.