特集 病棟で緩和ケア
がん治療中の食事をくふうする
白石 由紀子
1
1がん・感染症センター都立駒込病院栄養科
pp.32-36
発行日 2009年11月1日
Published Date 2009/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101532
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口内炎、味覚障害、食欲不振など、がん治療中には食事にかかわる多くの有害事象があらわれる。食事量の減少が栄養状態不良につながることはもちろん、患者・家族が食事摂取量の減少を予後の悪化と結びつけ、不安を覚えることも多い。しかし、それらの有害事象に対しては、食事内容をくふうすることで対応できることも少なくない。
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