連載 こんな方法もあるかもしれない―介護発,武術経由の身体論・16
「バランスの力」を利用する
岡田 慎一郎
Shinichirou Okada
pp.68-71
発行日 2009年4月1日
Published Date 2009/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101428
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さまざまな疾患、障害によって筋力が落ちた人の介助を行う場合、その不足分を介助者がプラスすることは、看護、介護、リハビリ、どの分野でも基盤となる考え方でしょう。
しかし、筋力という面に考えが集中するあまり、介助者、被介助者ともに無駄な力を使ってしまうことがあります。今回は、起き上がり介助を題材にして、筋力よりも身体のバランスという面から「動き」を引き出すくふうを考えてみます。
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