連載 わたしたちはこうしている File No.003
―褥瘡予防と廃用症候群予防を両立するために― 「立体格子型ジェルパッド」を導入して
新田 淳子
1
1特別養護老人ホーム 第2有隣ホーム
pp.64-68
発行日 2009年3月1日
Published Date 2009/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101409
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
身体機能が低下した高齢者では、「褥瘡改善」のために離床時間を制限し、ベッド上での臥床時間が長くなると、廃用により体力低下が進んでしまうという問題が生じます。「褥瘡の予防・改善をしつつ、座位をとって離床し、廃用症候群を予防・改善していく方法」を試行錯誤していた私たちは、さまざまな製品を試したなかから「安全性」が高く、「多様な用途」に対応できる体圧分散用具として「立体格子型ジェルパッド」を導入し、日常ケアに活用しています。当施設での実際の取り組みを通して、ご紹介したいと思います。
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.