特集 看取りを語る
[鼎談] 変わる看取り―大切なのは一緒に悩むプロセス
川島 みどり
1
,
渡辺 裕子
2
,
皆川 夏樹
3
Midori Kawashima
1
,
Yuuko Watanabe
2
,
Natsuki Minagawa
3
1日本赤十字看護大学
2家族ケア研究所
3医療法人医和生会山内クリニック在宅診療部
pp.546-556
発行日 2008年7月1日
Published Date 2008/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101283
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社会の変遷とともに,「看取り」の形も変化しつつある.しかし,患者側の「看取る・看取られる」気持ちと医療職側の「看取り」との感覚のズレに敏感でなければ「望ましい」看取りにはならないだろう.昨年,ご家族の「看取り」を経験した川島氏,患者・医療職双方の立場から「看取り」の調査を続ける渡辺氏,地域医療の最前線で「看取り」に触れている皆川氏.三人が,現状から死生観,そして,これからの方向について語る.
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