特集 看取りを語る
[対談] 医療者に看取りは可能か?―「もっとも遠いところ」から考える
植島 啓司
,
名越 康文
1
Keiji Uesima
,
Yasufumi nagoshi
1
1名越クリニック
pp.558-570
発行日 2008年7月1日
Published Date 2008/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101284
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看取りは誰の仕事か――これまで看取りの議論は,病院から在宅へ,あるいは過剰な延命治療から緩和医療へといったテーマで語られてきました.そこには看取りについてのどこで(where),どのように(how)という議論はあっても「誰(who)の仕事か」ということはこれまで問われてこなかったといえます.
病院であれ,施設であれ,在宅であれ,医療者が看取りを一手に引き受けている現状に問題はないのか.精神科医・名越康文氏と宗教人類学者・植島啓司氏が医療と看取りを語ります.
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