特集 看取りを語る
扉
pp.545
発行日 2008年7月1日
Published Date 2008/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101282
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『病院で死ぬということ』(山崎章郎,1994)から10年以上が経ち,緩和医療,在宅医療が大きく広がったいまも,ほとんどの人が病院で死んでいる状況には大きな変化はありません.終末期を在宅で過ごすことの難しさは現場で働く医療者からしばしば指摘されるところであり,その背景には核家族と少子化の進行という社会状況があるといわれています.
こうしたなか,「看取り」は今後,どこで,誰によって,どのように行なわれるとよいのか.本誌では識者による鼎談,対談を各1編ずつ企画しました.いずれも,混沌とした「看取りの未来」に指針を示してくれるものとなっていることと思います.
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