連載 患者・看護師双方のためのアクティビティケア・11
ボランティアの活用
六角 僚子
1,2
1NPO法人認知症ケア研究所
2茨城キリスト大学看護学部
pp.160-163
発行日 2008年2月1日
Published Date 2008/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101209
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ボランティア活動をアクティビティケアに生かす
今回はボランティアを活用したアクティビティケアについて紹介していきます.
広辞苑によるとボランティア(volunteer)は「志願者.奉仕者.自ら進んで社会事業などに無償で参加する人」とあります.文部科学省でもボランティアを「個人の自由意思に基づき,その機能や時間等を進んで提供し,社会に貢献すること」としています.この自発的なボランティアの力を借りることは,高齢者が人,自然,さまざまな文化とのふれあいを体験し,そのことが高齢者の活性化を高めることにつながる.アクティビティケアの目的を達成するのにもってこいです.
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