特集 眠らなければ始まらない! 睡眠と看護師の健康について考える
扉
pp.781
発行日 2007年9月1日
Published Date 2007/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101066
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現代人の睡眠時間が短くかつ不規則になったと言われ始めて,かなり経ちました.三交替から変則二交替へと勤務体制を変更する施設が増えるなか,看護師が,以前よりもさらに十分な睡眠の維持が困難になったという話もよく耳にします.
しかし,睡眠不足が健康に悪影響を与えるのはもちろん,業務上でもミスを犯すリスクが高くなる以上,手をこまねいているわけにはいきません.患者さんの安全,そして自分の安全のためにも,睡眠の重要性を理解したうえで,できる限り効果的に眠ることを考えていく必要があります.
今回の特集は,看護師が少しでも理想に近い「眠り」が得られるようにと組まれたものです.勤務体制の改革などは一看護師個人の力では困難ですが,「睡眠」についての理解は,その原動力となることでしょう.
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