特集 東洋医学を看護に生かす 鍼灸の思想で西と東を結ぼう
西と東の出会う現場で―鍼灸師の立場から
山崎 翼
1
1明治鍼灸大学大学院
pp.617-619
発行日 2007年7月1日
Published Date 2007/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101031
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明治鍼灸大学大学院修士課程(鍼灸臨床医学Ⅱ類:臨床専攻コース)は,鍼灸治療の技術を修練するとともに,附属病院において西洋医学の知識や考え方を学び医師,看護師,コ・メディカルスタッフと連携して鍼灸治療(チーム医療,補完医療,統合医療)が行なえる人材を育成することを目的に設立されました.この大学院の課程は,2005年度より始まりましたが,その前身としては,附属病院が開院した1987年より研修鍼灸師(後に卒後研修生)制度がありました.この制度を経て多くの先輩が今も医療現場で活躍されています.
この大学院の課程は,1年目は附属病院各科をローテーションするとともに,附属鍼灸センターでの鍼灸臨床を,2年目には自分の専門分野で専門的な研修,鍼灸臨床,臨床研究を行ないます.
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