連載 鵜の目タカノ目ケアマネの目・6
家族の力―在宅で胃瘻いらずに
高野 龍昭
pp.1230-1233
発行日 2003年12月1日
Published Date 2003/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100849
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最近,高齢の患者さんで胃瘻(PEG)の造設をして退院するケースが増えていますよね.高齢者のPEGについては,複雑な思いを抱いている読者の方も少なくないのではないでしょうか.
それを取り巻くいろいろな課題はともかくとして,PEGを施行・造設して退院した患者さんのなかには,家に帰って数か月後,家族の手によって嚥下障害を克服し,PEGが必要なくなった患者さんもいるのです.今回はそんなツネさん(仮名・85歳)のお話を紹介しましょう.
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