特集 ここまでできる! 外来看護―知恵を絞って成果につなげる
在宅酸素療養指導外来・禁煙支援外来―呼吸療法認定士の知識と技術を生かして
鈴木 美奈子
1
,
中沢 明子
2
,
野澤 寿美子
2
,
田中 弘子
2
1芳賀赤十字病院看護部外来
2芳賀赤十字病院内科病棟
pp.970-974
発行日 2004年10月1日
Published Date 2004/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100539
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はじめに
芳賀赤十字病院(以下,当院)は,1949年に創設され,現在は診療科20科,入院病床410床,平均外来患者数1日約900名(2003年度実績)であり,栃木県の南東部,真岡市を中心とする1市5町の中核病院としての役割を担っている.
近年,技術の進歩により,従来は入院で行なわれていた治療が在宅で行なわれるようになった.それを受けて,当院では,在宅酸素療養指導外来(以下,HOT外来),禁煙支援外来,糖尿病療養指導外来,痛みの外来(アロマセラピー外来),おっぱい外来など,患者のQOL向上のために在宅療養支援にも力を注いでいる.
本稿では,呼吸療法認定士の資格を持つ看護師が中心となって実施しているHOT外来と禁煙支援外来について紹介する.
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