特集 根拠あるケアで患者の苦痛を減らすために 手術の疑問を解決します
手術による侵襲を最小限に抑えるための看護
手術中の感染対策
渡部 早人
1
1愛媛県立中央病院看護部
pp.712-713
発行日 2006年8月1日
Published Date 2006/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100342
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はじめに
手術を受ける患者の感染を防止することは,患者の負担を減らすだけでなく,早期退院に向けて必要不可欠である.そのためには,術前・術中・術後のそれぞれの時期に適切な感染防止対策を行なうことが重要となる.ここでは,手術室看護師が,手術部位感染(SSI:surgical site infection)を防止するために,手術中に行なっている感染対策について述べる.
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