特集 ウィメンズヘルスケア
避妊カウンセリング
入内嶋 明美
1,2
1母子保健研修センター助産婦学校
2八千代助産院家族計画指導・避妊カウンセリング担当
pp.426-429
発行日 2001年5月25日
Published Date 2001/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902648
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ウィメンズヘルスケアにおけるリプロダクティブヘルス
ウィメンズヘルスケアは,従来の次世代を担う子供を産むための母性に対する支援という視点ではなく,女性自身を中心にすえた,女性が生涯にわたって健康に過ごすための健康支援である1)。
その視点に立って女性の健康をみた時,男性とは異なる女性特有の問題が浮かびあがってくる。
女性は生物学的に「産める性」を持ち,男性は「産ませる性」を持っている。「産める性」を持つ女性は,妊娠や分娩のためのしくみが備わっているということである。しかし,そのライフサイクルの中で子どもを産む人もいれば産まないことを選択する人もいる。
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