特別寄稿
WHO神戸センター主催「女性と健康」国際会議報告記—考え行動するのは女性自身
長尾 紅子
1,2
1WHO神戸センター主催「女性と健康」国際会議準備委員会
2ユリーカ・ジャポン
pp.993-1000
発行日 2000年11月25日
Published Date 2000/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902532
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今年4月5〜7日,女性と健康に関する国際会議が神戸市にあるWHO健康開発総合研究センター主催により兵庫県淡路島で開かれた。「より良い保健福祉システムを目指して—女性の展望」が本会議のテーマであり,これは保健福祉システムを女性の視点から再検討することを目的とした世界で初めての会議であった。
会議の最終日には『淡路声明:女性の健康—すべての女性のより良い生活を目指して』(86〜87ページ掲載)を採択した。本声明は「生活の質と福祉の向上にむけて世界各地の女性がそれぞれの分野で積極的行動をとっていこう」という,参加者全員による意思表明である。
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