特集 第25回ICMマニラ大会
第25回ICMマニラ大会レポート—21世紀の助産婦の役割を世界の助産婦が共有
福島 恭子
1
1母子愛育会総合母子保健センター愛育病院
pp.742-747
発行日 1999年9月25日
Published Date 1999/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902239
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はじめに
去る5月22日から27日まで,フィリピンのマニラ市において,第25回ICM(国際助産婦連盟)マニラ大会が開催された。アジアでの開催は1990年の神戸大会に次ぎ,2度目である。
今大会には,日本からの100人を含め,世界63か国から約1000人の参加者を得た。発展途上国や政局の不安定な地域からも多数の助産婦が参加しており,母子の安全と健康のために力を尽くす,という助産婦の役割が,政治・経済の枠や文化を越えた,全世界共通のものであることを再認識できた。
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