宮崎カメラマンのマニラグラフティ
ICM大会とマニラの人々
宮崎 雅子
pp.784-787
発行日 1999年9月25日
Published Date 1999/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902248
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開会式とウエルカムレセブション
成田から飛行機で約4時間。私たちは開会式の始まる数時間前にフィリピンのニノイ・アキノ国際空港に到着した。フィリピンは太平洋に浮かぶ熱帯の7000以上の郡島から成る。その首都マニラで開催された第25回ICM大会は,前回のオスロ大会とはまた一味違った,大きな希望と勇気を感じることの多い大会であったように思う。
アジアの途上国に世界の助産婦が集い,女性や子供たちの未来を共に考える。学術研究の発表はもちろんのこと,各々の国が抱える問題を世界に向けて発言し,分かち合うことの意義は大きい。
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