特別寄稿
会陰切開を受けた褥婦の自然療法による看護
坂野 ゆき子
1
,
早川 有子
1
,
竹中 美
1
,
工藤 祝子
2
,
荒巻 真由美
2
,
東崎 貴子
2
,
武井 正子
3
,
小林 好美
3
,
池村 妙子
3
1自治医科大学看護短期大学
2自治医科大学病院
3小山市民病院
pp.514-521
発行日 1999年6月25日
Published Date 1999/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902191
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はじめに
会陰切開は複雑な会陰裂傷を避けたり,分娩時間の短縮により児への負担を軽減するという理由で実施される。しかし,程度にもよるが,会陰切開のほうが会陰裂傷より痛みを強く感じ持続期間も長いという報告も数多く見受けられる。
現在,分娩後のケアとして主に臨床で行なわれている会陰切開後の看護は,アクリノール湿布,疼痛緩和座薬,消炎鎮痛剤の服用がほとんどで,これらの看護を再検討する必要性を感じた。
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