特集 産婦人科手術のポイント
VI.手術手技--産科
会陰切開術
桑原 惣隆
1
1金沢医科大
pp.1032-1033
発行日 1975年12月10日
Published Date 1975/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205327
- 有料閲覧
- 文献概要
産科手術の中で会陰切開術はもつともよく行なわれるものであり,その目的とするところは会陰や腟壁裂傷の防止,児頭への圧力軽減,分娩第2期の短縮などである。したがつて,初産婦や経産婦でも外陰瘢痕のある場合,腟入口部強靱,未熟児,巨大児,切迫仮死,骨盤位などの胎位異常,恥骨弓横径の狭小,吸引分娩,鉗子分娩などに適応される。
Copyright © 1975, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.