特別寄稿
助産婦として国際認定ラクテーション・コンサルタントの資格を得て
武市 洋美
1
1桶谷式乳房管理法研修センター東京校
pp.423-428
発行日 1999年5月25日
Published Date 1999/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902172
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はじめに
私は地域で母乳相談を専門に行なうとともに,桶谷式乳房管理法の教育に当たるようになって8年目を迎えた。昨年,私は国際認定ラクテーションコンサルタント(International Board Certified Lactation Consultant:IBCLC)の資格を取得した。現在日本人ラクテーションコンサルタントは4名で,そのうち助産婦は私1人である。IBCLCについては1998年9月号の『助産婦雑誌』(52巻9号)で瀬川雅史氏が「小児科医がラクテーションコンサルタントの資格を得て」というテーマで詳しく紹介されているので,関心をもたれた方も多いと思う。
しかし,IBCLCの試験は何ぶん英語で行なわれることと,現在の助産婦活動にその資格をどのように生かすことができるかが未知であって,様子を見ている方も多いのではないだろうか。
この資格を取得してみて私は,多くの助産婦にこのIBCLC資格試験に挑戦することをすすめたいと思っている。
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