特集 もっとコミット.助産婦をめぐる法律と行政
未来をつくるための各委員会と行政の動き—助産・看護にかかわる動向の解説
森山 幹夫
1
1内閣内政審議室
pp.26-35
発行日 1999年1月25日
Published Date 1999/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902089
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内閣の者がなぜ突然『助産婦雑誌』に登場なのか,という読者の疑問に答えることから始めましょう。私はもともとは厚生省の出身で,看護行政に少し関わったことがあるのがご縁かも知れません。以下,長い文章ですが宜しくお願いします。
さて,内閣とは憲法にあるように,国の三権のうち行政を担当する部門であり,総理大臣をはじめ各大臣で構成されている合議体です。内閣内政審議室とは内閣全体の仕事を見て企画・調整をするところで,企業で言えばいわば総務部のようなところです。厚生省や通産省などは企業の福利部や営業部に当たるのでしょうか。
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