特集 助産婦とパソコンネットワーキング
[座談会]パソコン通信で「JIMONネット」やっています
中根 直子
1
,
中沢 裕里
2
,
赤山 美智代
3
,
田口 眞弓
1日赤医療センター分娩室
2前:東京歯科大学市川総合病院
3日赤医療センター未熟児室
pp.389-394
発行日 1997年5月25日
Published Date 1997/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901704
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中根 皆で話し合う前に,まず「JIMONネット」について簡単に説明しておきたいと思います。これは,ニフティサーブやインターネットなどを通さない全くクローズドな「JIMON」の仲間うちだけ,内輪だけのパソコン通信ネットワークです。メンバーは現在17人います。こうしたやり方をとるパソコン通信をイントラネットといいます。全国の皆さんにもぜひ参考にしていただきたいので,本日はどんなものかをお話ししてみたいと思います。
「JIMONネット」を始めるにあたり,わたしたち自身が通信ソフトのライセンスを購入し,ホストコンピュータ1台をわが家に備えました。加入者がわが家に電話をかけるとネットにつながり,パソコンでやりとりをするイントラネットです。ニフティなどを通じてのパソコン通信ではなく,今をときめくイントラネットから始めたのですが,全くパソコンが使えない,ワープロもあまりやったことない人が半分以上でしたから,今考えればすごかったなと思います。
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