連載 続・ペリネータルパソコン入門臨床応用篇・4
パソコン通信
橋本 武次
1
1順天堂大学医学部産婦人科学教室
pp.578-581
発行日 1988年7月25日
Published Date 1988/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207423
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
パソコン同士やパソコンと中央のコンピュータを連結することによって,データや文書をお互いに送ることができる。これは「コンピュータは計算機」という本来の機能から全く異なった使い方である。コンピュータ同士の連結には室内や同一ビル内で有線によりその社内や病院内で行なわれるローカル・エリア・ネットワークから,電話回線による国内通信や,衛星通信による外国との通信などさまざまな方式がある。ビジネスやマスコミではすでに日常の業務にとり込まれている。
ここでは電話回線を用いた一定地域でのパソコン通信によって,母子保健に役立つような使い方の実例を示す。この分野ではまだ最近になってやっと試みられている段階であり,こういうことが可能になったことのお知らせ程度になる。
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.