連載 ペリネータルパソコン入門・9
パソコン通信の基礎
山田 恒夫
1
1財団法人・医療情報システム開発センター研究開発部
pp.1078-1079
発行日 1987年12月25日
Published Date 1987/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207287
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はじめに
電話と紙が結びつくと「ファクシミリ」,テレビとマイクロプロセッサがドッキングすると「ファミリーコンピュータ」という具合いに,従来からあるメディアを組み合わせることにより,いわゆるニューメディアができあがる。これからお話しする「パソコン通信」も,パソコンと電話の組み合わせにより新たに登場したものである。
前回までは,パソコンで簡易言語や自作プログラムを使用し,乳児検診結果の集計や分娩予定日の計算などが実施できることを紹介した。これからの3回は,単にパソコン上だけの処理ではなく,電話線を介して外部のコンピュータを活用しようというものである。
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