特集 自由な分娩体位—寝ないお産の達人になる
その実際・5 問題があるケースの分娩体位
pp.645
発行日 1996年8月25日
Published Date 1996/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901531
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微弱陣痛
第1期であれば,眠れるものならただ眠るのが一番いいと思います。
第2期で「もうひとついい陣痛が来ない」というときは,分娩体位の効果が期待できます。できる限り縦型の姿勢にします。立位,スクワット,立て膝,バーススツールに座る,などです。そうすると,収縮の間隔はあくかもしれませんが,ひとつひとつの収縮はぐっと強まることがあります。このとき,産婦が疲れていれば,間歇期には側臥位など寝る体位にしてあげます。
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