特集 分娩体位考察--よりよい分娩のために
ラマーズ法からみた分娩体位
九島 璋二
1
1九島医院
pp.376-380
発行日 1988年5月25日
Published Date 1988/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207376
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まえがき
故三森助産婦が分娩体位は「分娩第I期からの全過程が重要だと思います。また分娩第I期のケアー次第で第II期への影響はかなり大きいでしょう」1)と述べているように,ラマーズ法では分娩体位という問題を捉える場合,娩出時の体位だけをうんぬんするのではなく,分娩を通じて自分に快適な体位をとることが大切である。そして更に大切なことは,その体位を妊婦自身がその都度自分で選んでゆくことである。
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