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シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
【パネルディスカッション】災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期の報告
What Disaster Causes: mental health problems in the reconstruction stage after the 1995 Hanshin-Awaji Earthquake
林 春男
1
,
生村 吾郎
2
,
加藤 寛
3
,
飛鳥井 望
4
,
風祭 元
5
1京都大学防災研究所付属巨大災害研究センター
2生村神経科医院
3兵庫県精神保健協会こころのケアセンター
4東京都精神医学総合研究所
5東京都立松沢病院
pp.897-903
発行日 1998年8月15日
Published Date 1998/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405904604
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司会(風祭) 今日はまず,林先生より,「防災心理学」の立場から被災された方々の心理的状況の一般的推移についてお話をうかがいました。それから,生村先生は実際に精神科の診療所を開業しておられる立場から,被災後の,特に精神医療のニードに焦点を合わせて話されました。加藤先生は,震災後にできた半公的機関である,「こころのケアセンター」での活動を通じて,「こころ」を前面に出すだけでなくて,生活支援,身体的な医療や相談も含めた広い形の活動が必要だと話されました。最後に飛鳥井先生は,企業の職員に対する質問紙調査を通じて,割合大きな企業に勤務するサラリーマンの意識の変化や,PTSDとの関係についてお話をされました。
最初にパネリストの先生方から意見交換をお願いします。
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