連載 おニューな地球人・48
神々に一番近い人
きくち さかえ
pp.264
発行日 1996年4月25日
Published Date 1996/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901444
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人間は本来,からだ・心・気・霊性からなる存在なのだそうだ。それによって社会や自然,宇宙との調和をとっているという。でも今の時代,私たちはそうした気や霊性,そして自然との調和から,遠く離れて生活している。
赤ちゃんは,大人が知識を携え,社会性を身につけてきたことによって忘れてきた自然や宇宙との調和を知っている。彼らは言葉を持たないけれど,だからこそ人種や国境を超えられるし,自然や宇宙に一番近い存在なのだ。
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