クローズ・アップ
—アメリカでナースミッドワイフの資格を取得した—永門 洋子さん
pp.261
発行日 1996年4月25日
Published Date 1996/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901443
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海外で活躍する日本人助産婦も徐々に増えつつあるが,永門洋子さんは昨年11月見事にアメリカ合衆国でナースミッドワイフの資格を取得,現在ニューヨークとニュージャージー州で活躍中である.助産学を学んだのは名門のニューヨーク,エール大学大学院看護学部助産課程(アメリカの助産課程は2年間の修士課程).難関を突破した14人のクラスメートと厳しく楽しい学問の日々を過ごしたが,実習ではお互いに内診をすることも必修だったとのこと.
アメリカでナースミッドワイフになるには狭き門をくぐらなければならないが,専門職としての地位は高い.報酬も教員の倍以上,看護婦の7割増しが相場のようだ.
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