特集 肋産婦と国際協力
国際保健医療協力における助産婦の役割—リベリア,エジプトでの助産婦活動を通して
丹野 かほる
1
1JICAエジプトオフィス
pp.1016-1019
発行日 1992年12月25日
Published Date 1992/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900706
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はじめに
開発途上国における母子保健の現状は,多くの問題を抱えている。
1990年9月に開催された「子どものための世界サミット」では西暦2000年の目標が採択された。5歳未満児死亡率の引き下げ,妊産婦死亡率の半減,5歳未満児の中・重度の栄養不良の半減,家族計画に関する教育とサービス,出産時の妊産婦の保護,予防接種実施率の引き上げなど,具体的目標が24項目掲げられている。
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