クローズ・アップ
より良い自然出産をめざして努力をつづける 草加市立病院の助産婦と看護婦
八木 保
,
本誌
pp.775
発行日 1991年9月25日
Published Date 1991/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900402
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草加市立病院(埼玉県)産科の助産婦と看護スタッフの顔は明るさに満ちている.小さな病院の小さな看護グループだが,妊産褥婦主体の自然出産・自然育児をめざすスタッフの志は高い.ここでは,助産婦は助産婦として,看護婦は看護婦として,それぞれの役割を果たしきらなければならない.役割認識のうすいスタッフには,婦長から厳しくやさしい(?)激励の声が飛ぶ.
ほぼ3年前に始まった産科ケア改革運動は,今,最高潮を迎え,どのスタッフの顔をも輝かせている.助産婦が助産婦として100パーセント働くとき,助産婦はやりがいを,妊産婦は快適で主体的な出産を手に入れることができる.
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