特集 周産期ME機器マニュアル
超音波断層装置
岡井 崇
1,2
1東京大学医学部
2産科婦人科学教室
pp.497-505
発行日 1991年6月25日
Published Date 1991/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900336
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現在,産婦人科の日常診療において超音波診断装置はなくてはならないものになっており,エコーあるいはBスコープと呼ばれて,盛んに使用されている。医療に携わる人は診断面のことは良く理解しているが,装置のハード面に関しては日頃あまり関心がなく,原理や構造を知ろうとする人は少ない。しかし超音波診断装置の性能をフルに発揮させ,診断に役立たせるためには,原理や装置の特性を多少なりとも理解することが必要で,常に良い状態で装置を使いこなし,診断精度の向上を目指さなければならない。
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