Japanese
English
特集 世界の助産婦と母子保健
国際助産婦連盟学術大会
オーストラリアの助産婦活動
Midwifery and Midwives in Australia
川本 道彦
Margaret Peters
pp.424-425
発行日 1990年5月25日
Published Date 1990/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900097
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
助産婦教育のあゆみ
オーストラリアに白人が入植する以前,原住民には昔からの産婆がおり,今でも赤ん坊を取り上げている。ヨーロッパから移民たちが移住してきた1788年以降は,主として英国流の方法に基づく助産婦教育と実習のパターンが発展してきた。
オーストラリアで最初の学習教育プログラムは1832年にメルボルンで行なわれ,入植が進むにつれて国中に導入された。ごく最近助産婦プログラムを完成したセンターは,1980年代初期にダーウィンで始めたものである。提供されるプログラムは多くの歳月のあいだ期間も内容も様々であったが,この30年間に各州はかなり一般的な方法を採用するようになった。初期のうちは直接助産婦教育を実施するプログラムがあったが,現在は見られない。
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.