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読者談話室 なんだかおかしい
秋山 正子
pp.1056
発行日 1989年12月25日
Published Date 1989/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207752
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過日"第20回日本看護学会,母性看護"に出席する機会があった。毎年,私は本学会に出席し,各地の臨床の場で行なわれている母性看護の状況を研究発表という形からうかがわせてもらっている。今年の分科会テーマは「母子および家族の主体性を尊重する看護」であり,看護本来の持つ,対象の持つ力をひき出し,その人らしく生きるための援助活動に沿ったものだと期待して臨んだ。
2会場に分かれているので,46演題すべてを聞くことはできないので,関心のある演題を選んで聴いていたのだが,そのうち,あれ,なんだかおかしいなと思える発表があり,思わず会場から質問することになった。
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